6/18 いまさらだけど、耐性乳酸菌製剤の適応って、どうにかならんのか( ゚Д゚)

適応外

ども、ジャンクGです!

いやぁ、相変わらず忙しいんですよ。
一般的に薬局の処方箋応需ってのは、(皮膚科や眼科の門前は別として)花粉症の時期を過ぎると、落ちていくもんなんですが、ワタクシの働いてる薬局は好調で伸びております♪
薬局長候補も育てないといけないですし( ..)φ

そんななか、我が愛車のノートは車検を迎え、ブレーキパッドやベルト類の交換があり、
メンテプロパック(次の車検までの点検のパック)を含め、19万円ほどかかりました(;^ω^)
ボーナスはその費用にあてます(-_-)
いやぁ、毎度覚悟はしてますが痛いですねぇ~。

さて、本題。

もうね、それこそ毎年というか、異動したりしてもというか、よく遭遇するんですよ、
この問題!(゜∀゜)

ビオフェルミンRなどの耐性乳酸菌製剤が適応のない抗生物質と処方されること!

もうね、嫌なんですよ、こんなんで疑義照会かけるのは!!
気づかないふりしろってか?そしたら、そしたで保険切る可能性はあるんだろぉがぁ!( ゚Д゚)←いかん、怒りが振り切れてるw
良いんだよ、どうせ医師にも「うるせぇなぁ、今まで処方して保険切られたことねぇよ」とか思われてるんでしょ?
そりゃ、個人的には【適応なくても効果はあるんだろう】とは思うよ、でも、仕事なんだよ、疑義をもったまま調剤しちゃいかんのよ、法律的にも。
一番最悪なのは、疑義照会しようと電話したけど、つながらない時( ゚Д゚)
医師によっては、そのまま処方変更なしの場合もあれば、ビオフェルミン配合散・錠剤等の乳酸菌製剤に変更の場合もありますからね。

ここで、代表的な耐性乳酸菌製剤のビオフェルミンR散・錠の適応について確認!
適応抗生物質は、
・ペニシリン系
・セファロスポリン系(セフェム系ね)
・アミノグリコシド系
・マクロライド系
・テトラサイクリン系
・ナリジクス酸
ですね♪
ニューキノロンやペネム系、ホスホマイシンは入ってません!( ゚Д゚)
そう、クラビットもオゼックスもオラペネムもファロムもホスミシンも・・・・
入ってないんじゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!
ちなみに、新人薬剤師に耐性乳酸菌の適応聞くと、たいてい「ナリジクス酸」から言い出しますw(ちなみにワタクシもそうでしたw)
でも、ナリジクス酸って、ほとんど調剤することないんじゃないかなぁw

で、次に用いられることの多い(と思う)ラックビーR散の適応。
コイツはコイツで曲者でして、
・ペニシリン系
・セファロスポリン系
・アミノグリコシド系
・マクロライド系
・ナリジクス酸
です。
そう、コイツ、テトラサイクリン系の適応が無いんですよ!
なに、その微妙な違い、必要?(# ゚Д゚)
そして、コイツが処方されたときに最も気をつけなくていけないのは、
牛乳アレルギー禁忌!!
・・・、今の技術なら牛乳たんぱく使わなくてもできるんじゃない?
現にラックビー微粒Nは牛乳アレルギー禁忌じゃないし。
これは、適応の更新もそうだけど、薬価が安いから金をかけられない、ってことですよね、たぶん。
【2022年6月26日追記:2022年6月に牛乳アレルギー禁忌がなくなりました。

詳しくはこちら↓

6/26 ラックビーR散が牛乳アレルギー禁忌じゃなくなったお( ^ω^ )∩  】

そんで、個人的にはあまり調剤する機会がないけど、忘れた頃に処方のくる印象のレベニン散・錠の適応。
・ペニシリン系
・セファロスポリン系
・アミノグリコシド系
・マクロライド系
・テトラサイクリン系
・ナリジクス酸
ですね。
コイツの注意点は、ビオフェルミンやラックビーの耐性乳酸菌製剤はR(レジストresistのRだよね)が付くんですが、レベニンは逆に無印が耐性乳酸菌製剤でレベニンS配合散・錠が通常の乳酸菌製剤なところですね。

ここで言いたいのが、もう厚生局であれ支払基金であれ国保連合であれ、
【添付文書上、耐性乳酸菌製剤の適応外の抗生剤が処方されても保険切らない】
宣言というか通知を出してほしいってこと。
もちろん、全国で。もう嫌なんですよ、「千葉でOKでも、神奈川ではNG」とかで振り回されるのは!
でも、出さないですよね、医療費削減したい身からすれば、
『今まで抗生物質単体で処方してたところに、耐性乳酸菌製剤が追加処方される可能性が増える』ってことですからね。
しかし、考えていただきたい、無駄(とワタクシは思ってる)な耐性乳酸菌絡みの疑義照会が無くなれば、医療機関および薬局の手間(=コスト)はだいぶ削減できるのではないかと。
たとえ、ニューキノロン系によって耐性乳酸菌製剤中の乳酸菌が死んでしまおうと、死菌でも効果があるらしいじゃないですか、それでもダメですかね。

・・・、まぁ、当分変わらないですよね。
風邪で抗生物質が処方されてしまう国ですし。
でも、抗生物質の適正使用に向かっていけば・・・、難しいな。

そうそう、なんで、今更こんな話題で、こんなにグダグダ書いちゃったかって言うと、
1週間で2回ほど耐性乳酸菌製剤の適応で疑義照会したからですね。
片方は、オラペネム(一般名:テビペネム)+ビオフェルミンRを処方した耳鼻科のクリニックで疑義照会したところ、決まり手ということから、処方変更なしも違和感なかったんですが、問題はもう1件の方!
総合病院だったんですが、担当医師が「ビオフェルミンRってファロム(一般名:ファロペネム)と使えないの?」って言ってきたうえ、「薬剤部にも聞いたけど、ビオフェルミンRにそんな適応外のものなんてない、って言ってたよ」って言われたときには、もう( ゚Д゚)
医師が知らないってのも少ないながらありますが、薬剤師が知らないってのは無理がないかなぁ。知らないふりですよね、本当に知らないなら他の薬のことも大丈夫なのかな、って思っちゃいますけど(+o+)
その週は疑義はしなかったけど、もう1件【ビオフェルミンR単剤処方】があったんで、
もうこのことをブログに書きたくて書きたくて。
あ、この【ビオフェルミンR単剤処方】に関しては、備考欄に「サワシリン服用中のため」との記載があったので、助かりました。
もちろん、レセプト摘要欄のコメントも忘れずに入れましたよ。

仕事の話はここまで。

上記にあるようにボーナスは出たものの、車検代他で使ってしまうので、でかい買い物はできないと思ったんです。
でも、何も買わないのでは、ワタクシのモチベーションが上がらないw
ってことで、G-shockを買いました♪

アナログなのはもちろんなのですが、ワタクシとしては初の電波&ソーラー
正直、ソーラーは無くても元々長く使えるG-shockですが、たいてい早くなってしまうので電波時計の機能は欲しかったんですよねぇ。
色も黄色が効いてて良いですね♪

しかし、ボーナスの度に買うようになってきてるな、いかんいかんw
↓は去年のボーナスの時ですねw(冬のボーナスでは買ってなかったか)
6/27 ジスロマック錠250mgって、変わり者♪

さ、頑張っていこ♪

じゃ!

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