ども、ジャンクＧです。
暑いですねぇ。
そんな暑い中、実家のエアコンが壊れてしまい、ぽちゃっとしてる長男ｓはひどい寝汗で号泣。
雨戸を開けて、扇風機を２台使って、なんとかしのぎました。
比較的、サイフのひもの固い、我が父は果たしてエアコンを買ってくれるのであろうか(;^ω^)
さて、本題。
デノタスチュアブル配合錠という薬があります。
ワタクシの場合は今の薬局で初めて調剤したわけですが、
成分としては、１錠中に
・沈降炭酸Ｃａ：762.5mg
・ｺﾚｶﾙｼﾌｪﾛｰﾙ：0.005mg
・炭酸Mg：59.2mg
ということで、CaとMgとビタミンDを組み合わせた、
Caの補給に用いられるのがわかるような薬ですね。
ただ、適応は、
・RANKL阻害剤（デスノマブ（遺伝子組換え）等）に伴う低ｶﾙｼｳﾑ血症の治療および予防
となってます。
で、用法は、
通常、１日１回２錠を経口投与する。なお、患者の状態又は臨床検査値に応じて適宜増減する。
となってますね。
継続できている患者さんの処方箋では、
デノタスチュアブル（56錠ボトル） 2錠
分１ 朝食後 28日分
で、いつも処方されてたので、薬局に在庫してある56錠バラのボトルをそのまま渡して
済んでたわけですが、
（ある意味、他の錠剤のように「シート何枚と端数の組み合わせを考えなくて楽チンだな」なんて思ったりもしてたわけですがｗ）
ある日、
デノタスチュアブル（56錠ボトル） 2錠
分1 朝食後 7日分
って、処方されちゃったわけですね(;^ω^)
油断してるから、慌てるワタクシｗ
薬局長は速攻で疑義照会、「バラを分包して出せば良い」との返答を受けて、56錠入りのボトルを颯爽と明け、即分包！
で、監査がワタクシだったわけですが、「吸湿性高そうだな、分包機で分包して良いのか」という思いをぬぐえなかったので、添付文書を確認。
すると、
吸湿及び光により品質低下が認められてるので、分包しないこと
うおおおおぉぉぉ！分包できないんじゃないかぁ！！
いくら医師が良いと言っても、「品質低下」やら「分包しない」なんて明記されてたら、分包したもの渡せないよぉ( ﾟДﾟ)
そこで、包装を調べると、あるのね、SP60錠包装！
（ボトルも100錠ボトルがあるのを知りました。50日分用？）
患者さんに説明して、急配、時間をいただいて無事渡すことができました(^^;)
投薬をした薬剤師の話では、
「今回は臨時での追加分。いつものボトルに入れ直して使うよ」
との話で・・・。
どうなんでしょ、その使い方。
いや、いつもと同じ方法で保管し、服用するというのは、コンプライアンス上良いと思うのですが、
ボトルに入れ直すくらいなら、誤って分包してしまった分を渡してしまっても良ｒｙ
いや、やはり正しくお渡しするのが１番！
残念ながら、開封してしまったボトルおよび分包したものは廃棄になる予定となりました(-_-)
しかし、どうなんですかね、あのボトルにそもそも28日まで中の薬剤を保てる機能があるのか・・・
いや、あるんでしょう！！
メーカーに一つお願いがありますｗ
箱かボトルに大きく、「分包不可」って記載してもらえないでしょうかねぇ。
いや、今回の件に関して、ワタクシの勉強不足が原因なのは間違えない事実なんですけども(;^ω^)
いやぁ、勉強代とすれば、良いか。（←ワタクシ自身は損してないから、そんなことが言えるｗ）
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