ども、ジャンクGです!
ジャンクGの初詣は遅いのだ!!
というわけで、だいぶ遅くなりましたが、本日1/18に初詣へ行く予定です。
しかし、夜中の雨、ひどいなぁ(^^;)
やむと良いけど。
さて、本題。
先日、封書が来て知ったんですけど、
カルベジロール錠「サワイ」の「頻脈性心房細動」の適応が12月に認められました!
これで、先発のアーチスト錠が処方されていた場合、「サワイ」に変更する場合は適応違いに悩むことが無いわけですね、素晴らしい!!
んで、ここで『「サワイ」に変更する場合』と書いたのには、理由があって、
後発品(ジェネリック)メーカーによっては、適応が認められてないものがある!!
ってのが、あるからなんですね。
そもそも、カルベジロール錠「サワイ」を選んでいたのには理由があって、
アーチスト錠の適応が、
・本態性高血圧症(軽症~中等症)
・腎実性高血圧症
・狭心症
・次の状態で、アンジオテンシン変換酵素阻害薬、利尿薬、ジキタリス製剤等の基礎治療を受けてる患者 虚血性心疾患又は拡張型心筋症に基づく慢性心不全 (←長いわw)
で、「サワイ」と「トーワ」(ワタクシの記憶では)だけが先発と同じ適応をもっていたからです。
でも、その記憶でいたから、カルベジロール錠「サワイ」の処方鑑査する時まで知らなかったなぁ、気づいたらアーチスト錠に「頻脈性心房細動」の適応が認められてたこと(2015年8月らしい)。
「サワイ」か「トーワ」だったら、アーチスト錠の後発品変更は悩む必要ない、って思ってたからねぇ。
まぁ、今回の適応追加で、その心配はなくなったわけだ。(しばらくの間だけかもしれないけど)
しかし、このブログで何度も繰り返すけど、
先発品と後発品での適応違い、なんとかなりませんかね!(# ゚Д゚)
いやいや、「特許の問題だから」とかなんだろうとは思いますが、
後発品に変更したいって患者さんに説明するの嫌なんですよ。
だって「同じ成分なんでしょ?」って言われて「確かに同じ成分なんですけど…。」って、なんとも歯切れの悪い。
医療費削減で国は後発品をすすめたいんでしょ?80%にするんだっけ?
そこのところ、もう少しなんとかしてほしいもんです。
確かに先発品メーカーから考えたら、後発品に変えられないためにも重要なんでしょうけど。
でも、後発品の出るまでの10年くらいでだいぶ稼いでるわけでしょう。
有名な話じゃ、コレステロールの薬のメバ○チン(←悪意のある隠し方w)の儲けで立派なビルが建ったなんてのもあるくらいなんだしw
後発品が出る頃になると出てくる「適応追加」「剤形追加」「規格追加」…。
本当は違うのかもしれないけど、『後発品に変えられないように』ってやってるのかな、って邪推しちゃいますよ(-_-)
で、さらに言わせてもらえば、アーチスト錠の適応に関しては、ワタクシは嫌な点があって、
前に書いたブログの「メインテート錠の適応」と同様、規格で適応が違う!
↑添付文書より抜粋。
なんなんでしょ、これ。「高血圧症」で使うとして、患者さんの状態に合わせて2.5mg使いたい時は、
「10mgを1/4にしろ」ってことなんでしょうか。
そもそも、【処方箋には医師がつけた適応症が記載されない】以上、適応症を確実に確かめるには疑義照会しか手が無いわけだ。
(患者さんから聞くことはできますが、適応外処方もありますしね)
なので、ワタクシとしては、病院側のレセコンメーカーに頼みたいことがあって、
「処方箋への適応症の記載」
なんて良くないですか?
「処方時には適応症を入力せず、レセプト送信までにつけてる」可能性だってあるし、
「患者さんが適応症を見てしまう」なんてのもあるから、実現は難しいだろうけど。
特に適応外処方はまずいな、蕁麻疹の患者さんに「胃炎」とかの適応症が書かれた状態でH2ブロッカーが処方されてしまうわけで…、「胃に症状無いけど…」なんて思って服用しなくなってしまう恐れも…、ま、それをなんとかするのが投薬時の薬剤師の腕の見せ所かもしれませんが。
あ、そもそも、手書きの処方箋だったら不可能だわw
お、子供が起きてきた!
じゃ!
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