10/20、レフトーゼってそんなに大事?・イソバイドの分包とバラ・ストロメクトール凄いじゃん の3本ですw

ども、ジャンクGです!


【今回のブログは本来19日にiPhoneのアプリで作成し、公開する瞬間にクラッシュした文章を再構築したものです。頼むよ、iPhone!!】

この前、疑義照会をしたもので個人的には納得できない処方があったので、記します。

先日、0歳7カ月の患者さんが来局、アスベリン・ムコダイン・ペリアクチンとともに去痰薬としてレフトーゼシロップが処方されていました。
レフトーゼに関しては以前、適応が減るということでブログに書いた覚えがありますが、卵白アレルギーの人には禁忌なんですよね。
で、0歳7カ月だから予想はしてたけど、初回質問票のアレルギーの欄は「不明」。
親御さんに確認すると、「離乳食を始めたところで卵はまだ食べさせてない」とのこと。
親御さんが不安気だったこともあり、即疑義照会。
レフトーゼの処方削除を予想しながら、返答を待ったところ「アレルギー症状が出るようなら、病院の方で対処するので、そのまま調剤して」と…。

えぇ、レフトーゼってそんなリスクを負ってまで飲まなきゃいけない薬じゃないでしょう(-_-)

親御さんには、投薬時、「薬飲んで異常が出るようなら、すぐに病院に行って」と話しました。
服用方法とか他の疑問には答えられましたが…。
己の無力さを感じました。

さて、疑義照会つながりで、今度はイソバイド!

Rp. イソバイド 60mL 分2 朝・夕食後 28日分

という珍しくもない処方なんですが、残念なことに配属してる薬局はバラは在庫しておらず。
ただ、30mL分包品は在庫してあったわけです。
問題は、イソバイドのバラと分包品で薬価が違い、別物と考えるように言われてたなという記憶があったこと。
なので、しょうもないと思いながら疑義照会。
当然、分包品で調剤して良いとの返答。
これって、「バラと分包で薬価が違う」とか知らなかったら、もっと楽に調剤できてたのかなぁ。
おそらく、返戻も無いだろうし。

では、今度は話が変わりまして、ノーベル賞がらみでイベルメクチンについて。
(話題としては取り上げるのは遅いですねw)

「イベルメクチン」って聞いたときに、なんか聞きおぼえあるなぁ、なんて思ってたわけですね。
で、よくよく考えてみると「ストロメクトール」じゃないですか!
なんかいろいろなところで「日本では、あまり使われることがない」なんて書かれたりしてますが、
皮膚科の門前薬局にいたワタクシにとっては馴染みのある薬だったわけで。
皮膚科領域で使う場合は、ダニの一種が引き起こす「疥癬」というとても痒みの強い疾患に用いられます。
確かに他の薬局では調剤する機会も少ないため、応援者には必ず伝えたし、新人のための処方解析にも入れましたね。
基本1日分で調剤、成人でも体重で成分量換算、感染力が強い、ということから鑑査や投薬に抵抗がある人もおりましたが、ワタクシはあまり苦手にしてなかったので、よく鑑査&投薬してましたね。
もちろん、感染は怖いので、患者さんが帰ったあとに手洗いはしてましたが。
そのおかげか、うつることがなかったので良かったです。

「疥癬」という疾患、その強い痒みも怖いですが、資料などで目にする特徴的な「皮膚にできるトンネル」も恐怖でしかないです。
処方はほぼ決まり手で、「ストロメクトール・オイラックスクリーム・抗ヒスタミン剤」ですね。
痒みが強いですが、ステロイド剤外用は免疫力を抑えるので疥癬には使えません。
それでも、痒みを抑えるにはいまいち効き目が弱そうなオイラックスを使うのは、痒みを抑える(軽い灼熱感でごまかす)というのもありますが、疥癬の原因であるヒゼンダニを駆除する効果があるからみたいですね。
抗ヒスタミン剤は「アタラックスP」がよく使われてましたね、「ザイザル」発売後はザイザルを使う処方も見ることはありましたが。

おっと、薬の話だけで終わらせてしまうところだったぜ。
双子の成長記録も残しておきますか。
長男sは「トラック」「タオル」「パトカー」「パパ」なんかはしゃべれるようになりましたね。
ワタクシとしては「ヘリコプター」を言おうとしてる「トプトプターッ!」がツボで、ヘリコプターのおもちゃを指さしては、「トプトプターッ!」を言わせてますw
次男iは「パパ」くらいかな。もう少しかかりそう。

さてと、日曜・月曜と休みもらったので、明日からまた仕事だ。

じゃ!

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