6/28評価されない苦労、メインテート錠2.5mg半錠とワタシ。

ども、ジャンクGです!


嫁さんが金曜の夜から、「友達と夢の国へ行く」と言ってでかけ、先ほど帰ってきたものの、
相変わらず口を聞いてくれないとです。
「おかえり」と言っても反応無し。
そのむなしさは「ただいまを言う相手もいない」なんていうCMを思い出させます。
(そのCMでは最終的にはカバが助けてくれますがwうがいしてw)

う~ん、やっぱり結婚記念日に例年どおり夢の国へ行かなかったのが、痛かったかな。
でも、0歳児を二人連れていく良い案が無かったんだぁ~!!

ま、過ぎたことは仕方がない、今後の糧にするとして・・・

話題は変わりますが(唐突!)

先発品でも、規格や剤形で適応の有無があるということを御存知でしょうか?
ま、たいていは何年かすると適応追加されたりして、なんともなくなったりしますが。
実は「先発品と後発品での適応違い」と同等、いや、それ以上に面倒だったりします。

ワタクシがここで標的とさせていただきますのは、

メインテート錠0.625mg


メインテート錠には、他に2.5mg錠と5mg錠があるのですが、
何が問題かって、
2.5mg錠と5mg錠には
【本態性高血圧(軽症~中等症)】【狭心症】【心室性期外収縮】【虚血性心疾患または拡張型心筋症に基づく慢性心不全】【頻脈性心房細動】
の適応があるのに対して、
0.625mg錠は
【虚血性心疾患または拡張型心筋症に基づく慢性心不全】
だけ!!!!!

で、MS(薬品卸の営業)さんとこの前盛り上がったのが、まさにコレ。
「循環器のDrはけっこうシビアにきざみますよね。ワーファリンはもちろん、メインテートなんかも」
なんてMSさんが言うから、愚痴ってしまったワイ。
(愚痴聞いてもらったり、情報提供もあったので、長期投与解除されたスーグラを1本納品してしまったりとかw処方なかったら返品ですが)

メインテート錠2.5mgの半錠、コイツが萎えます。
2.5mg錠を半分にした1.25mgは、適応が違うとはいえ、0.625mg錠2錠と同じという事実がある時点で、自家製剤加算を算定できないわけです。
(H29.2.20訂正:平成29年2月現在の我が勤め先のルールでは、メインテート錠2.5mgの半錠における自家製剤加算は算定可能となっております。詳しくは以下のリンク先を御参照ください。↓
2/19半錠にする場合の自家製剤加算の算定要件!(H29年2月時のジャンク勤務先ル
ール)

蛇足ですが、自家製剤加算を算定しなくても、返戻は無いです。)

要はやるべき作業をしても、対価が得られないことを意味します。
そして、高血圧などで、慢性的に使うとなれば、投与日数が多く、それだけ半錠にしなきゃいけないだけでなく、分包する数も増えるわけです。
分包機も1回に分包できる数があるので、それが増えれば増えるほどツライですね。
ワタクシが働いてる薬局では1回45包までなので、46包~90包になると2回行わなくてはいけません。
あぁ、ここで賢い人が、「変更不可でなければ、ジェネリックにしちゃえば良いじゃん」って言うかもしれません。しかし、先発のメインテート錠0.625mgが認められてない適応をジェネリックの0.625mgが適応もってるわけないんです。
ただ、返戻にはならないかもしれないけど・・・そこは大人の事情といいますかw
でも、同じ会社の別の薬局で、ジェネリックの0.625mgに変えて、処方元に怒られたなんて事例もあるわけで。
正直、患者さんからしても「安くなるうえに、待ち時間も短くなる」、薬局からしても「待ち時間も短くなる」と、win-winなんですがね(^^;)

だから、
「フル適応のメインテート錠1.25mgが発売、もしくは0.625mg錠がフル適応獲得」
これが、ワタクシの望みです。

そうすれば、「半錠にしても自家製剤加算算定できない」なんていう、評価されない苦労も生まれないかと。

ちなみに、嫁さんがいない間の双子の世話も、評価されない苦労・・・・
いやいや、子供の世話は当然のことなので、そこに見返りを求めるのは違いますが、
一言でも「おかげで夢の国、楽しめたよ」なんて言ってもらえれば救われるのですが。
ま、6/28に関しては千葉から母親来てたし、前日は一人で世話したけど大変じゃなかったし、
良ぃんですけどねぇ~(-_-)

じゃ!

コメント

タイトルとURLをコピーしました